このところ、広報媒体の作成にあたり、動画撮影のため、毎日出勤していますが、少し前までの僕の生活はゆるい在宅勤務で、結果的にそれで仕事が回っていたことを考えますと、来年の今頃も出勤する必要もなく、もっと言ってしまえば、繁忙期の季節商売だけで良いのではないかと考えます。つまり、僕のやっているような仕事は社会的な価値に置き換えてみますと、繁忙期以外は無くても良い仕事なのではと考えますと、人員構成を踏まえ再考しても良いのではと思いました。今回、浮き彫りになったのは、スーパー、ドラッグストアや運送業など、日常生活に欠かせない商品やサービスを提供する業態は自粛要請にはなりませんでした。無くてはならない、産業という意味では、これらの業種の重要性が明白になり、白黒がハッキリした感があります。そんな僕が、先日依頼を受けた仕事があります。それは、ある高校からリモートによる講師依頼でした。確かに高校からの依頼ではありますが、この仕事を断っても、あるいはこの企画自体が無くなっても、スーパーに比べるとその重要度は、自ずと知れます。今は、WEBで調べれば、あらゆる情報お入手することができ、知識の充足が可能です。極端な話し、命に関わるものや生命を維持していくために供給しなければいけないツールの部分を担っていないわけです。これから、日本が生き残っていくには、人材をこれまで以上にふるいにかけていく傾向が強くなってもおかしくないと思います。アフターコロナでは、どういう人が生き残っていくのかを考えていきたいと思います。

僕は、サラリーマンをしながらまだ実績はないものの、「副業」について足を突っ込んでいます。僕たちが働くイメージとしてまず頭に浮かぶものは、サラリーマンか起業するかで分かれ、サラリーマンなら、次に大企業に就職するのか、そうでないのか、人生の選択肢をいつも二つに絞って考えるきらいがあります。僕は、妻から良く、「マルかバツに絞らず、グレーがあっても良いのでは」と言われ、その後口をつくのが、「あなたは負けず嫌いだね」とまとめられます。知らず知らずの内に、競争と言うか、勝ち負けを意識した中で、社会生活を送っているのではないかと考えますと、この「グレー」で考えることは、とても有効だと思いますし、「副業」の考えに通じるところがあるのではないかと思います。言葉を置き換えるなら、「柔軟性」とも言えるかも知れません。ただ、一方で「副業」というあくまで「副」の立ち位置で「本業」と同じような心のこもった仕事ができるのか疑問と言う意見もあるかと思います。「グレー」から、見極めができ、エネルギーのレバレッジがゆくゆくは「本業」か「副業」のどちらかにシフトしていくのではないかと考えます。

僕は、あと数年で50歳になります。「時間の貴重さ」と「後悔したくない人生」と言うものが、常にキーワードになっています。

人が死を前にして後悔する項目が5つあるそうです。

①もっと自分らしく生きればよかった

②あんなにガムシャラに働かなくても良かった

③言いたいことを我慢せずに言えば良かった

④もっと友達と連絡を取れば良かった

⑤もっと自分の幸せを追求すれば良かった

皆さんは、どのくらいこれらの言葉に該当しますか。僕は、大凡、全てに当てはまりますが、特に強く感じるのが、①、②、⑤です。それぞれの属性により異なって来ますが、仕事だけでなく、家庭を持っていると、夢や希望をかなぐり捨ててでも、お金を貰い、家族を養うことだけに集中せざるを得ないこともあり、それに伴い、会社に行くのが嫌だなあ、人間関係が面倒だなあと思い、つい毎日が不機嫌な気分になり顔にその表情が出て、モヤモヤした状態で延々と続くことも珍しくありません。朝の通勤電車内の雰囲気が正にそれだと思います。それが社会人の現実だとしても、もがき苦しみながら帳尻を合わせて行かざるを得ない虚しさみたいなものは、ずっと心の中を引っ掻き回します。この状態は心理的にも健全ではないと思いますし、「自己犠牲」の上で人は成長せざるを得ないのかと思うと、悲しくなって来ます。いつ死ぬか分からない年齢層に入って来ますと、①から⑤を噛み締めながら、後悔しない生き方をしていくことが大切だと切実に思います。コロナ禍で、自分の仕事の不要不急がどのくらいあるか考えると、これまで「時間」の浪費がいかに莫大であったかを感じぜざるを得ません。労働者は時間を提供すると言う現実ですね。物事の本質を突き詰めていくと、本当に大事なことは何か、究極の選択は何かが見えて来ます。もう一つ、コロナ禍で、仕事や職業にも大きな価値観の変動があったのではないでしょうか。発想を変えれば、新しいことができるチャンスでもあるように思えます。今は言わば、カオス的な状態と捉えるならば、何が正しくて、何が悪いのかなども、それは後世の人たちの評価に委ねるとして、戦後の焼け野原から復興に向けて、あちこちでエネルギーがわき起こりやすい環境があり、このタイミングにうまく乗ることも飛躍につながる気がします。そのためには、行動あるのみで、逆境こそ、チャンスと捉え、「副業」なり、新しい道を模索していきたいと僕は考えています。「我慢」の耐性ばかり強くなった僕たちは、もうちょっと創造的に頭を使い、我慢をやめて生きていくこともそろそろ考えてみては良いのではないでしょうか。

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