連休最終日、結局どこにも行かず。子供たちは近所のお友達と分譲地内を走り回っていました。YouTubeでは、色んなものが投稿されていますが、高級住宅地を紹介する動画もあり、見ていると飽きずに見続けられます。どこが日本一の高級住宅地かは分かりませんが、代名詞のように言われる、東の田園調布、西の芦屋。どちらも凄いと思いますが、決定的な違いは、田園調布は比較的フラットな地形で、芦屋の六麓荘は山の斜面に立つ立地と言うことです。つまり、兵庫県は山と海が並行している西宮や芦屋、そして神戸は眺望に恵まれ、高級住宅地になり得る環境がそもそも備わっている感があります。ただし、交通の便はうーんと唸ることも多々ありますが。僕は小さい頃、親戚のおじさんの家が阪急の甲陽園にありました。駅からは、タクシーで山の上に上がっていき、豪邸が建ち並ぶ雰囲気に酔いしれることなく、車に酔ってしまい大変な思いを何度もしました。祖父母が住んでいた阪急六甲も少し行くと山で、神戸大学の学生はあの急坂を毎日汗水垂らしながら歩いていたと思うと頭が下がります。

東京には、田園調布と並んで成城という甲乙付け難い評価になっている高級住宅地があります。ここは、成城学園という学校が街開発を行い、そこにご父兄を住まわせ校名がそのまま地名になったという珍しい事例もあります。田園調布は放射線状に街が広がり、横浜にある、たまプラーザという地域はカタツムリのようにアールを描くような路地があったり、英国の田園都市を再現した街もあります。鉄道でも、東の東急、西の阪急とも言われますね。東急は阪急の小林一三さんから多くを教わり、田園調布をはじめ今日の形態がありますから、阪急は関西の企業ですが、なかなかの実力を持った会社だなあと思います。

不動産の広告を見ていましても、在宅勤務を反映してか、書斎を確保できる広々とした家の宣伝が活発化しています。話しを戻しますと、関西の高級住宅地は山に向かって、広さも格段に大きくなりますので、これはもはや別荘です。僕は、別荘なら長野県の安曇野を予々考えていましたが、身近なところにいっぱいあるんですね。環境は人を造ると言いますし、一方で環境に左右されてはいけないとも言われますが、僕は、小さい頃は、自身の経験から団地のような集合住宅で同年代とガサガサした環境で人間関係に揉まれながら、社会性を身につけると言いますか、社会の矛盾、不合理を早くから身をもって知った方が良いのではないかと思います。

僕は人生の折り返し地点をとっくに過ぎていますが、もし老後の住まいを構えるなら、うーんどこでしょうかね。こんなことを考えてみるのも、楽しいですね。同年代の元大リーガーのイチローさん、松井さん、上原さんは引退してもアメリカが生活の拠点ですね。僕も前職時代に海外へは何度も行きました。妻もフランスで幼稚園の先生をしていたこともあり、個人を尊重する文化は魅力があります。密な人間関係に巻き込まれたり、都市部の人口密度の高さ、開発で新しいビルばかりが建ち並ぶ環境など、海外の時には不便ながらも調和の取れた心地よい空間は、人を魅了して止まないのかも知れません。かつて僕も何度も訪れた、フランスやルーマニアで永住したいなあと考えたことがありました。今でもルーマニアは日本人が少ないでしょうし、レアな人材として飛躍できる可能性も持ち得る国だと思います。人と違う土俵で勝負することが勝利への近道だと思います。

あなたの市場価値を見いだす転職サイト【ミイダス】無料会員登録

転職なら【DODA】求人情報・転職支援会員募集

送料無料の情報が満載!ネットで買うなら楽天市場

Amazon.co.jp

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です