コロナ禍で失業者が5万人以上、実態はもっと凄いのではないかということがニュースで伝えられています。これによって、夫婦共稼ぎで働く構造がもっと当たり前になるのかも知れません。人手不足などと言われておきながら、コロナ禍で経済状況は一変した結果、後ろ向きの時代に突入した感があります。
両親が働き蜂のように労働時間に割かれる割合が多くなると、教育問題がクローズアップされます。子供の面倒を見る余裕のない親が増えると、教育の貧困化が進み、将来的に経済的自立の目処が立たなくなると経済的貧困化が進むのではないかと感じます。オンライン化をいかにスタンダードにしていくかが求められていくと思います。集団生活の中での社会性をどう身につけて行くかも課題ではあります。
今は世の中を変えるチャンスではあるわけですが、この変えるという腰を上げることが、いかに難しいことかは皆さまもご理解いただけることだと思います。結局のところ、社会や個人が危機的状況に追い込まれないと、本当に変革は起きないのではと思います。まあ、踏み切れないという表現が正しいでしょうか。小さな話しですが、職場でも仕事を知ってる人が限定されている場合、人事異動でその人が異動しない限り、中々、担当業務を変えることができないのと同じだと思います。
一変に変えることは大変なエネルギーを費やしますから、チョコチョコ変えて行くことが進歩にもつながると思いますし、変化への抵抗力もなくなるのではと思います。
「変わることは素晴らしい」という価値観に持って行くことが必要だと思います。