何事も基礎がないとガタガタと揺れます。何かを始めるにしても、お金がベースとなることが多々あります。最近では、ネットでクラウドファンディングという手法でお金を集めることも可能になりましたが、通常は貯金をするなりして、お金を貯めることから元手を作ります。先日も、職場の後輩が「中古マンションを買いたいが、ローンの支払いが心配」と言っていました。僕は、「頭金はそれなりに用意をしてるのかな」と聞くと「いやあ、それがないんですよ、貯金が出来なくて・・・」ということでした。僕が、新入社員の頃は、初任給が19万円台でしたから、手取りにすると学生時代のアルバイトの方がお金は貰っていました。でも、先輩は「とにかく貯金しておけ」と激を飛ばしてくれたおかげて、僕は強制的に給与天引きの財形貯蓄で毎月7万円貯金を始めました。残業がない月は、手取りが10万円を切ることもしばしばありました。じゃあ、この「資金」をどう活用し増やしていくかを考えてみたいと思います。

お金を得た時に、まずは「貯金しなきゃ」と銀行に預けることから始める人が多いと思います。歴史的な低金利では、タンス預金を銀行に移し替えただけでは、置き換えただけで利息は生みません。例えば、100万円を1年間銀行に預けても、金利が0.001%であったら利息は10円です。これでは、預ける意味があるのか考えてしまいますね。そして、今持っている100円は、5年後に同じ100円の価値を持っていないことがあります。お金の価値が下がることをインフレーションと言います。なぜこのようなことが起きるのでしょうか。これはお金の価値が下がり、お金をたくさん積まないとモノが買えなる物価上昇と連動することが多く、お金の価値が下がってしまったと言えます。日本ではまだこうした状況を頭で理解しつつも、銀行にお金を預けている人が多くいると思います、海外ではどうでしょうか。圧倒的に「投資」に回す人が多いですね。僕も、仕事で資金運用に携わった経験から、リスクの低い、債券で果実を生む運用を個人のお金では心掛けてきました。その他にも、株や不動産投資、先物取引なども「投資」の部類に入ります。「投資」は、銀行に預けるより、金利が良い商品が多いので、リターンは良い傾向が強いですが、片や「リスク」と言った危険性も付き纏います。証券会社の担当者と話しをする際には、予めどこまで「リスク」がどれるかの調査がなされ、それに対応した金融商品が職場に提案されます。元本保証などリスクを軽減していくと、配当金はそれに比例したものになりますが、その分、流動性資金を厚くしておくと、保守的な運用をしても年間で1億円程度稼げることもできることを担当者としては、実感しました。この一連のお金の流れが社会にお金を「回す」という表現になるのかなと思います。僕は、社会人になって割と早い時期に証券会社で口座を作り、時間を掛けずに果実を貰えないかと思い、窓口の女性に相談したところ、ハイリスクハイリターンの商品の提案を受け勉強の意味合いを込めて、50万円を投資しました。その後、どうなったかと言いますとファンドは配当金を顧客に還元できないと判断し解散した挙句、元本割れで口座にお金が戻ってきた高い授業料を払った苦い失敗の記憶があります。つまり、手っ取り早くお金を増やす方法なんてないことを実感したわけです。お金を増やすのに近道はないことなんですね。職場で運用する場合も、地政学、世界経済、業界の動向など数字で物事を捉える必要性がありましたが、なかなかそこまで時間をとって資金運用は出来ませんでした。個人が投資をすることについては、時間の制約もあり、難しい部分もありますが、複利で稼ぐ発想があれば、儲けが出れば、積み増し元金を積み上げていくような運用が理想ではないかと素人ながら感じます。

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