7月に入り、今年もあと半年で終わります。こう書くと、これから楽しい夏を迎えるのに季節感もない人間だなあと思われるかも知れません。それは、年度で動いている日本社会にどっぷり浸かっているからで、外資系などの決算は年単位ですし、先般話題になった9月入学が制度化されると、僕たちの感覚も季節感云々とか言ってられなくなると思います。先日、子供たちのピアノの発表会がコロナ禍ではありますが、会場形式で開催されました。換気のため、扉を開けたり、異様な光景に写ったところもありますが、オンライでのピアノレッスンも恐らく初めてのことだったと思いますが、YouTubeでは、お手本になりそうな演奏者が数多く、いらっしゃいますから、こう言うレッスンも有りかなと思いました。スポーツの世界でも、動画撮影をして、PR材料に使うことも珍しくないとか、当たり前のことが変わりつつも、一方で徐々に普段の生活に戻りつつあることも実感しました。

今日のテーマは「ひとり社長」です。個人でピアノを教えている先生も、「ひとりの経営者」として存在していますし、フリーランスの方々もまさに同じ部類に入りますね。社長や代表となると、組織の規模が大きいほど優れていると思われがちですが、コロナ禍でよく分かったことは、固定費をなるべく持たない経営が強いと言うことです。多くの飲食店などが自粛で、固定費の家賃が払えず、苦境に陥っている話しはその際たるものですね。立派なオフィースを抱えることが、会社の信用に繋がっている幻想から解き放たれ、郊外や地方に事務所を抱え、リモートワークを進める会社も出てくるのではないでしょうか。それを一番、実践し易いのが、「ひとり社長」としての生き方だと思います。

従業員が多いこと、立派な場所に建つビル、どれも端から見れば、憧れの的かも知れませんが、一旦、経営にトラブルが生じたら、どうなるでしょう。雇用自体も危うくなるケースが出てきます。ですから、そう言う見栄や体裁を抜きにして、どんな環境下でも経営が維持できる体制を作る方が、余程大事だと思うんです。ひとりで経営するなら、自宅で仕事をすれば、家賃もかかりません。従業員も雇用しなければ、毎月の給与の支払いも発生しません。年収も億単位を稼ぐようなテレビに出てくるような起業家を目指すのではなく、地味ながら永続的に稼げ、高齢化社会をたくましく生きていく方が僕は価値があると思います。そのためには、固定費を極限まで落としていく必要があります。また、事業承継に困っている会社を買い、社長に就くと言う方法もあります。でも、これは固定費がかかりますね。僕が紹介したい経営はあくまで、ひとりをベースにして、地味な経営です。年収で言うと、1,000万円以内の金額で生活をやりくりし、他人のために費やす時間ではなく、自分のための時間を確保することを主眼とし、考える時間を確保しながら、次の投資や事業を考え、実践していく生活を指しています。

これは、生活レベルを徐々に落としていくことも強いられますし、華やかな世界とは無縁となります。しかし、儲けの手段が確立されれば、週2日勤務も可能ではないかと考えることもあります。稼いだお金を、銀行に預けているようでは、年収に貢献できませんから、資金運用も必要になってきます。簡単な話しではありませんが、少し考えていきたいと思います。

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