何のお話しかと申しますと、タイトル通り、春先から僕はストレス過多の状態です。人が変わると、ここまで変わるのかと言う典型例のお話しで、その一端をお伝えしようと思います。

どこの世界でも、組織にはリーダーたる長がいます。大学の世界では、事務職員の組織以外に学長、学部長、研究科長、教務部長など多くの長がつく役職があります。そこの長が変わり、今回、大変なことになったというお話しをさせていただきます。大学という組織は、基本的に会議で合意を図りながら、物事を決めていきます。つまり、物事が直ぐに決まらない、規則改正に至っては、半年ほどかかることも珍しくありません。昨年度からの新型コロナ対策で、入試も大きく変わりました。今期も春先から、新型コロナ対策について、議論を深め、会議で合意が取れ、各学部では教授会で審議、承認され、受験生に公表する直前の段取りまで来ました。ところが、新しくこの4月にある役職に就かれた長たる先生が、後出しジャンケンのように、決まった後に、ここがおかしいと言ってきて、結果的にひっくり返すことになった事案が複数件ありました。それが一度ならまだしも、2度、3度と時期は違えど、重なり、ものによっては、タイトなスケジュールでの対応も要求され、これまでの段取りが水の泡の如く消え去り、再度、了承を得るために、多大な時間とエネルギーを費やすことになります。

国の公的機関にお勤めになっていた方だけに、法令に詳しく、僕たちとは違った観点で物事を見られています。ただ、ここまでひっくり返されると、ストレスの状態はMAXになり、休日もメールの動向から目が離せなくなり、モヤモヤ感は拭えません。考える余裕を持ったスケジュール感で対応しているつもりですが、現場サイドではまた、後出しジャンケンかと思わざるを得ません。僕はその先生について、嫌いではなく、尊敬しているところもありますが、大学のカラーと言いますか、もう少し馴染んでよと言いたくはなります。本人に悪気は無いと思いますが。これに対して、誰もおかしいだろうと意見を言わない、言えないところが、本学の闇で、他の会議でも同じようなことをやって、認めていることもあるため、正しいことを言っているので、従い、修正しようというのが現状のようです。学長以外は、任期が2年で最長4年まで務めることが出来ます、正直、この先が思いやられますし、先も長いし、関わりたく無いということが本音です。

今後、2023年度入学者向けの学生募集要項の更新等が始まってきますが、学生募集要項の完成後に、やはりここが、おかしいと意見として出てきますと、考えるだけで憂鬱になります。僕の中では、警戒レベルが作動しており、それは今後半年間は少なくとも続きます。そうなりますと、僕の神経も休まる暇もなく、気が晴れない日々が続くことになる訳です。社会には、先生と呼ばれる人が多くいますが、碌なもんじゃないと言う人の意見も一方では当たっていると思います。しかし、そういう専門に特化した人や特殊能力に長けた人が組織やひいては国家を支えている源泉でもあるのではないかとも思われますので、否定はしませんが、超越したところで関わっていかないと、神経をすり減らすだけで、何の得にもならないと思います。僕のような企業出身の凡人には、理屈抜きで進めるやり方は、会社の営業行為で、よくあることで認識し、それが時として、必要だと感じますますが、学校に限定した場合、教員社会は、個人商店の自営業者の集まりのイメージに近いので、理屈が合わないと、自分の損得に換算することになりますので、想像がつく方もいらっしゃるかと思いますが、そうです会議は延々に終わりません。決まらない会議をダラダラやることの虚しは計り知れませんが、一方で大成的に影響の良し悪しまで踏み込んで落とし所を見つける企業的な発想も持ち合わせて欲しいなあとも思います。要はその時々で融通が効くかどうかだと思います。

ということで、グダグダ書いてみました。明日から、次年度予算の策定の詰めがありますので、色々な課題に向き合っていこうと思います。こんな僕を見て、派遣のおばちゃんが、コヒーブレイクしようと言ってくれたり、なんやかんやで仕事でストレスを解消しているのかなと思います。仕事で受けた貸し借りは仕事でしか返せない訳ですから。

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