マイホームを買う際に、マンションが良いのか戸建てが良いのか迷うところではあります。僕は、賃貸マンションに住んでいた際、子供のドタバタする足音に、下の階から怒鳴り込みや天井をドンドンとされるトラブルに何度となく遭った経験から、マンションは最初から少し引き気味でした。その代わりに戸建てについては、注文建築で好きな家を建てるという夢がふつふつとわき起こり、3年ほど真剣に土地から探して家を建てることに執念を燃やしていました。しかし、夢を詰めすぎますと、費用が嵩むことになり、それを叶えようとすると西へ西へと地域を変えていかなければならず、住む地域がドンドン移動していくことは家族の中でも想定していませんでしたが、僕の経済力ではこれが現実かと認めざるを得ない現実も目の当たりにしました。最終的には建売住宅を購入することになりましたが、注文住宅はやはり、夢があって今でも良いですね。僕は、その昔、時代劇が好きで和風住宅が専ら好みでした。それも年齢とともに変遷し、利便性と見栄えの良い洋風建築が好きになり、多くのハウスメーカーを見て周りました。心揺さぶられる外観も数多くありましたが、ポツンと空いた土地に周辺環境と違う佇まいの家が建つと、それは悪い意味で目立ってしまうのではと考えていくうちに、芦屋の六麓荘ならまだしも、普通の一般人が住むような住環境には僕の趣向は無理があることに気づきました。老後のことを考え、30坪以下の小さな物件を探しましたが、実際は、都市の制限地域内で少し大きめな物件を購入せざるを得なくなり、固定資産税の支払いはもとより、子供部屋が倉庫代わりになったり、掃除が大変など、住んでみたら色々出てきました。唯一良かったのは、車が2台入るので、客人が来た時は重宝しますが。

お金の話しをさせていただくと、住環境を隣人も含めて考えますと、また賃貸の時のようにトラブルが発生した場合、引っ越すことも視野に入れる必要も考え、頭金はそれなりに入れ、ローン残高を減らし、いつでも売却が可能なようにしておきました。それでも、毎月のローン返済はしんどいです。もう一つ付け加えると、ボーナス払いは無しにしました。これもいつ自分の仕事がどうなるか分からないという危機感から発生したものですが、身の丈以上の買い物はじわりじわり自分の首を絞めます。シロアリや蜂の巣駆除も戸建て特有の経費かも知れませんが、車と同じでメンテナンス経費はどこからともなくかかる現実もありますが、ドタバタしても苦情が来ることは無いところは、ストレスからの開放ですね。そんな僕が、注文住宅を叶えられなかったことで、家具だけでも揃えればいいんじゃないかなと考え、カリモクさんや大塚家具さんで目の保養をしに行ったことは言うまでもありません。

僕のもう一つの夢が、住宅関係の雑誌に我が家が掲載されることでした。そんな夢も叶わず、落ち込んでいた僕のもとに、購入した不動産会社から連絡があり、リクルート社の取材を受けて欲しいと言う依頼が舞い込んできました。インタビュー記事は分譲地の専用ホームページに掲載されることになりましたが、運悪く職場の人間に見つかってしまい、購入価格帯も大凡知られてしまう羽目になり、ささやかな経験も踏んだり蹴ったりの結末でした。

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