結局のところ何が変わったか

在宅勤務も1年前ほど浸透していない状況で、通勤ラッシュはもの凄く、会社も学校も対面型のコロナ前の姿に戻そうとする姿勢が鮮明でした。効率的な働き方という発想は、日本では中々、根付かないと思いました。

サピエンスによると

人類の起源は、狩猟採集社会です。人は外に出て、移動しながら生活をする。このDNAは、現代社会においても変わらずであり、コロナ禍で家に籠ってばかりいるとコロナ鬱になるという事象も出てきました。

病気になれない

発熱など使用ものなら、PCR検査が待ち受け、また別の重度の病気になれば、入院ベッドの問題など、ちょっとした病気にもなれないと思いました。クリニックでも毎度体温測定がありますしね。

仕事はどうなったか

下へ下へ流れた感があります。いわゆる、企業が個人事業主に仕事をアウトソーシングすることが活発化し、個人事業主は厳しい環境で仕事を請け負うことが増えてきているのではないでしょうか。

転職活動でも普遍的なもの

専門性を持った人材は、コロナ禍だろうがニーズは強いと思います。それは、一貫したキャリア形成を意味しますが、コロコロ逃げて繕ってきた人間にはとても厳しい現実が待ち受けていたように思います。

イノベーションは生まれたか

残念ながら、コロナ以前への揺り戻しからなのか、大きなニュースとしては聞こえてきません。もう少し長期的視野で見る必要もありますが、個人的には期待感は薄いです。

結論

人類は時間とお金、かけがえのないものを失ってきたと思います。ワクチン接種で盛り上がる日本を見て、コロナに打ち勝った五輪とは簡単にならないのは皆が分かっていることです。大学の教員は本務校に週3日来て授業をすればお金が貰えます。それでも社会保険の負担は折半で良いわけです。残りを他大学で非常勤講師として仕事も可能です。僕は、このような働き方が一般社会で普通になれば、創造性やキャリア形成上においても飛躍に繋がるのではないかと考えます。つまり、サラリーマンと個人事業を並行でやっていくことが新しい展開を生み出すのではと思います。

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