先日のニュースで金の価格が何倍にも上昇していることが伝えられました。コロナ禍で、貨幣価値より金の現物価値の方が有利ではないかと早くから言われていましたが、ここにきて換金する人が増えているようです。
2022年度から始まる高校の新学習指導要領では、公民科と共に家庭科において金融教育が拡充されるとのことです。僕が高校生の頃は、お金に関する教育は全くなかったので、これは歓迎すべき内容だと思います。金融庁が金融教育に従点課題として挙げているのが以下の3点です。
1️⃣個々のニーズを踏まえた資産形成に向けた投資教育
2️⃣キャッシュレス化の情報・金融リテラシー教育
3️⃣若年期からの金融リテラシーの向上
中でも1️⃣が一番力を入れていくのではないかと考えます。
日々の生活や将来設計を考えると、「貯蓄」、蓄えが必要になってきます。これは、お金が必要になる時期(住宅購入や子供の進学など)にまとまったお金が必要になる中で、普段の稼ぎだけでは足りなくなるために、いかに穴埋めを早期にしていくかを考える手段が金融になるわけですね。高齢化社会で人生100年時代を見据えると、そこまでいかにお金を稼ぎ、蓄えるかも必要になり、高校生のみに当てはまる話ではありません。では、お金を稼ぐには押さえなければいけないことがあります。
それは・・・
1️⃣収益性
2️⃣安全生
3️⃣流動性
これに尽きます。
一般的に、安全生、流動生が高まると収益性が低くなります。収益性が高いと安全生、流動性は低くなります。流動生が高いものは、安全生も高くなります。
僕も仕事で、資産形成をする中で外貨預金、国債、株式、投資信託などを証券会社から金融商品について教示を受けました。リスクとリターン、元本保証の有無など、金融商品を選ぶ基準を明確にして投資をしていきました。規則上、制限のある会社もあるかも知れませんが、商品選択は中々、難しいなあというのが印象です。僕の中では投資と投機、ギャンブルが一括りになってしまい、イメージから脱却することが難しい時期がありました。投資というものは誰かが得をしたら、誰かが損をする問いものではありません。社会とつながるきっかけと考えると理解がしやすいのかも知れません。